制高校が増え、高校進学のスタイルが昔とはかなり変わってきているようです。通信制高校を選ぶ理由は不登校だけではなく、自分のやりたいことを優先させるため、という感が方も多いのが事実です。
では、通信制高校へ進学するためのメリットやデメリット、入学試験はどうなっているのか?学費はいくらくらいかかるのか?をまとめてみました。
通信制高校の種類とサポート校との違いは?
通信制高校とは、全日制の高校と違い、毎日決まった時間に学校に通わなくても、自宅学習を含め、レポート、スクーリング、テストなど一定の条件を満たせば高校卒業資格を取得することができる高校のことです。
ただ、一口に通信制と言っても、公立と私立があります。
公立は、各都道府県に1校から3校と数が少なく、単位を取るためにはスクーリングに通う必要があるので、遠方で参加できない、といった場合には卒業できない、ということも起こり得ます。
一方で私立の場合は、広域での高校が設置されているので、自宅近くの校舎へ通うことができ、無理なくスクーリングを受けることが可能にな学校が多いのが特徴です。
通信制の学校の中でも、、サポート校と呼ばれているものがありサポート校では卒業しても高校卒業の資格は得ることができません。
サポート校の目的としては高等学校卒業程度認定試験を受験し、大学受験資格を得ることが目的です。
高等学校卒業程度認定試験に合格しても、高校卒業とは認定されず、あくまでも、高校を卒業していなくても大学受験資格が得られた、ということになります。
サポート校に入学する場合は、通信制高校にも合わせて通う場合が多く、通信制高校のカリキュラムに沿って勉強を進めていきます。
2018年10月開校となることが発表されたホリエモンこと堀江貴文さん主催のゼロ高校はサポート校となり、個人の持っているものを伸ばしていきながら、教育連携校の鹿島山北高等学校の通信制のカリキュラムをこなしていく、ということになります。
このゼロ高校のゼロは堀江貴文さんの著書「ゼロ」から名付けられたとのことです
ホリエモンが高校を作った!ゼロ高校が教育連携している鹿島山北高等学校の資料請求はこちらから
↓ ↓ ↓
通信制高校のメリット、デメリット
通信制高校が急激に増えてきていますが、そこに通う人たちの年齢や個性、事情は個人個人みな違っています。
全日制高校のように、高校1年生が15歳~16歳というわけではありません。
やむなく高校を中退してしまい、いったんは社会人になったものの、やはり、高校での勉強wやり直したいという人もいれば、やむなく不登校になってしまい、通信制高校の道を選んだ人、自分の得意なスポーツやエンターテイメントを磨く時間を作るために通信制高校を選んだ人、などそれぞれに違った事情で通信制高校へ入学することが多いようです。
通信制高校のメリットは、単位制であることから自分のペースで学習を続けることができるため、留年がない事です。3年間で決められた単位を取得することができれよいので、学習する内容を組み合わせて、自分の時間を作ることができます。
実際に学校に通うのも、週に1~2回というところが多いため、自宅でパソコンを使ってのライブ授業や、レポート作成など時間を自分で自由に決めることができます。
逆にデメリットは、自宅で自分の時間で学習を進めていくので、ついつい勉強が後回しになったり、課題のレポートの提出が期限に間に合わなかったりと、自分で時間の管理をしなければなりません。
学習の進み具合も、ある程度は自分で管理をしなければならないため、通信制高校に行く場合は、自分でしっかりと時間の管理をする必要があります。
また、決められた単位を取ることができないと卒業できないので、高校卒業までに3年間ではなく、何年もかかってしまう、ということも考えられます。
通信制高校の入学試験や学費は?
通信制高校の入試は?
通信制高校の入学試験は、公立の場合は各都道府県で違いがあり、学力試験を実施するところもあれば、面接と作文のみ、面接のみ、と様々なようです。
公立を志望する場合は、入試があるのかどうかをあらかじめ調べる必要があります。
私立の場合は、ほとんどが面接のみ、というところが多いのが特徴です。
ただし、この面接でも、不合格になってしまう場合があるようですので、希望する通信制高校の基準をあらかじめ調べておく必要があります。
⇒通信制高校の不合格はありえる? 友人の弟が今・・・
⇒私立の通信制高校を受験しましたが不合格でし・・・
通信制高校の学費は?
通信制高校といっても、法律で決められた「高等学校」に当たるため、就学支援金の申請をすることができます。
就学支援金とは、実質高校の授業料を無償化するために、国から各生徒に支給される支援金となり、国から学校へ支払われます。
この就学支援金の対象となるため、通常の全日制の私立の高校へ通うのとほぼ金額は変わらないくらいで3年間で卒業することができます。
ただ、スクーリングの授業を受けるための交通費などは別途個人負担になるので、遠くの学校へ入学してしまった場合、交通費や宿泊費がかさむ場合がありますので、学校選びはよく考えて決めることをお勧めします。
通信制高校 まとめ
高校進学をしなかったり、高校中退などでいったん社会に出た人たちや、不登校の人たちだけではなく、自分のやりたいことの為に通信制高校を選ぶ人たちが増えています。
全日制に進学するべきなのか?通信制高校にするべきなのかは、今後の将来に大きく影響を及ぼすことになるので、よく考えて、選ぶようにしてくださいね。
通信制高校に興味があるけど、どいう高校があるのかわからない、という人はまずはいろいろな高校の資料を取り寄せてみる、というのもよいと思います。
まずは、こちらから資料を取り寄せてみましょう
↓ ↓ ↓ ↓