博多どんたく港まつりは毎年大勢の人が訪れる大きな祭りです。
地元の人たちはもちろん、ゴールデンウイーク中ということもあり、県外や海外からもたくさんの人が訪れます。
祭りの間は、パレードや各地での演舞台、屋台もたくさん立ち並び、博多の町はお祭り一色でにぎわいます。
博多どんたく港まつりの日程や楽しみ方を紹介します。
博多どんたく港まつりの日程は?
博多どんたく港まつりは、昔から続く福岡の伝統的なお祭りの一つ。
お祭り好きな博多の人たちの毎年の楽しみです。
日程は5月3日、4日の二日間。
この日程は毎年の曜日にかかわらず、毎年同じ日程となっています。
祭りの名前ドンタクの意味は、オランダ語のゾーンタークが由来であることは有名です。
意味としては、休日とかお祝いです。
つまり、休日にお祝いで楽しく騒ぎましょう!
という意味があります。
そして、博多の人たちは、このお祭りは「見る」ものではなく「自分が出る」ことが楽しいという人が多いのも博多らしいお祭りといえるでしょう。
芸どころ博多の名前通り、博多の人たちは芸達者な人たちがたくさんいます。
そういう人たちが集まって、5月3日4日の二日間博多の街を盛り上げに盛り上げていきます。
博多どんたく港まつりの楽しみ、パレードや演舞台
博多どんたく港まつりは、毎年5月3日4日に行われていて、正確には5月2日に前夜祭と称して国際センターでミス福岡の選出などが行われ、2日の夜から博多の町はお祭り色に染められていきます。
そして、3日4日でのメインは、博多の町中を練り歩くパレード。
企業の参加だったり、学校ぐるみでの参加だったり町ぐるみでの参加だったりでたくさんの団体が参加してパレードが催されます。
どの団体も趣向を凝らし、衣装や音楽も華やかに、歌あり、踊りありの見ていて楽しいパレードです。
そして、さらに、パレードに出るだけでは飽き足らない博多の人々は、福岡市内各地に「演舞台」と呼ばれるステージを設置し、そこで芸どころ博多の名にふさわしく、パフォーマンスを披露しあいます。
個人でのエントリーも団体でのエントリーも受け付けられています。
ただし、飛び入り参加はできません。
あらかじめ、参加意思があり、申し込みを済ませておく必要があります。
少し前までは天神と博多駅で決められた範囲にしかステージはありませんでしたが、今では南区や城南区といったところにも演舞台が設けられるようになってきましたので、いかに福岡の人たちが芸達者な人たちばかりなのかが想像していただけると思います。
博多どんたく港まつりの花自動車を楽しむのはここが一番!
博多どんたく港まつりの象徴ともいうべき花自動車。
電飾で飾られたきらびやかなバスくらいの大きさの自動車が毎年博多の街を走ります。
バスくらいの大きさの自動車で、電飾で飾られているだけの人間を運ぶといった機能は持ち合わせていません。
毎年、どんたくの期間に合わせて制作され、どんたくの期間、博多の街を走ります。
人を運ぶ機能的さはなくても電飾で飾られた華やかな自動車は、大人にも子供にも大人気です。
かつて、博多の町中を「ちんちん電車」と呼ばれる路面電車が走っていたころ、路面電車はどんたくの期間中花などで飾られて走っていて、花電車といわれていたことから、路面電車がなくなり、花電車は亡くなったことを惜しみ、自動車へと変わったのです。
博多の街を走る花自動車、運行時間やコースなど決まっているものの、なかなか街中で出くわすことも珍しいのです。
そこで、確実に花自動車を見れて、写真もしっかりとりたいという方のために、一番きれいで時間もたっぷりと花自動車を楽しめる時間と場所を紹介します。
それは、5月4日、博多どんたく港まつりのフィナーレが終わり花自動車が車庫に帰る直前、花自動車はゴールとして大濠公園へ立ち寄ります。
ここで、しばらくの間、花自動車は電飾の明かりをともしたまま停車しています。
だいたい、夜7時から8時くらいの時間帯が多いでしょう。
この時間に大濠公園に行けば、まじかで花自動車を見ることができ、一緒に写真を撮ったり楽しむことができます。
花自動車を近くで見たい人にはお勧めです。
まとめ
毎年5月3日4日の博多どんたく港まつり
パレードに演舞台に花自動車にと、福岡市内をあちこちに移動して楽しめること間違いなしのお祭りです。
最後の総踊りは道路が歩行者天国になり、だれでも参加できるので、思い出に一緒に参加して踊ってみませんか?