端午の節句で初節句を迎える赤ちゃんがいる場合、今後の健やかな成長を願ってお祝いを盛大にする場合がありますよね。
初めての赤ちゃんで初節句、どのようにお祝いをし、お祝いをいただいた場合はお祝い返しが必要なのかどうか悩むべきところですね。
そこで、端午の節句で初節句をお祝いするための鯉のぼりや兜をいつ飾るのか?お祝い返しは必要なのか?どんなものを返すべきか?についてまとめました。
端午の節句で初節句、鯉のぼりや兜を飾るのはいつ?
男の子が生まれて、初めて迎える端午の節句。
初節句ということで、今後の健やかなる成長を願い、お祝いをする家庭も多いでしょう。
端午の節句の飾りとしては、鯉のぼりや兜、五月人形が主になります。
全てをそろえる必要はありませんので、住宅事情に合わせた節句飾りや大きさにするとよいでしょう。
節句の飾りは、赤ちゃんの両親の祖父母から贈られることが多いので、赤ちゃんの両親が購入する、という場合は少ないと思います。
父方から贈られるのか、母方から贈られるのかは、地域によって違いがあるようです。
そこは双方の実家と話し合って、同じものがだぶらないようにしましょう。
⇒端午の節句に鯉のぼりを飾る由来と意味は?マンションに飾るには?
さて、端午の節句の鯉のぼりや兜といったものを飾るのはいつくらいが最適なのでしょうか?
桃の節句でお雛様を飾るのは大方、節分が過ぎたあたりから、というのが一般的ですが、端午の節句の飾りがいつなのか?
一般的には3週間くらい前から飾るのが常識とされています。
端午の節句が5月5日なので逆算すると4月14日あたりということになります。
気候も良くお天気の良い日が続くので、赤ちゃんのご両親の都合の良い日でお天気の良い日を選んで飾り付けるとよいでしょう。
端午の節句のお祝い返しは必要?
赤ちゃんの両親から、初節句としてのお祝いで鯉のぼりや兜などの飾りをいただいたり、親せきや知人からお祝いをいただくことも多い事でしょう。
その際のお祝い返しはどうしたらよいのでしょうか?
通常、子供へのお祝いの場合、お祝い返しは不要となりますが、やはり、せっかく贈り物をしてもらったり、お祝いを包んでもらうのですから、何かお礼の気持ちを表したいですよね。
初節句の場合、お祝いの席への招待がお返しになるとされています。
つまり、家族だけでお祝いをするのではなく、お祝いをいただいた方をお招きしてお祝いの席を設けることがお祝い返しとなるのです。
お祝いの席の祝い膳としては、特に決まりはありませんが、端午の節句の食べ物として、ちまき、柏餅を中心に季節に合わせて鰹のたたきなどを用意するのもよいでしょう。
また初節句ですのでお祝いの意味もかねてお赤飯や鯛の塩焼きを準備すれば、鯛の白身で赤ちゃんに離乳食として潮汁なども準備できるのでおすすめです。
端午の節句の祝い返しで遠方の人には祝い菓子と子供の写真でお礼をしよう
端午の節句の初節句でお祝いをいただいた方が遠方に住んでいて、祝いの席に来れない場合は、日持ちのする祝い菓子に内祝いの熨斗をかけて子供の名前にします。
節句の飾りの前で赤ちゃんが撮った写真をお礼状に添えて送ると喜ばれるでしょう。
日持ちがすれば特にお菓子でなくてもよいので石鹸などでもよいでしょう。
一ヶ月以内に贈るのがマナーです。
まとめ
この世に生まれて初めて迎える節句。
初節句は今後の赤ちゃんの健やかなる成長を願う大事な節目となります。
赤ちゃん本人はまだわからなくても、大きくなった時に自分が可愛がられていたことがわかる大事な日です。
同時に、両親や祖父母にとってもうれしい一日となるでしょう。
思い出深い一日となるといいですね。