ゴールデンウイークはどこも人が多くてにぎわいますが、中でも有田陶器市は日本全国から人が集まってくるといっても過言ではないくらいに多くの人でにぎわいます。
それほどお得に陶器を手に入れることができ、普段使いのものから、高価なものまでさまざまな陶器が販売されています。家族連れも多く、車で出かける人も大変多いゴールデンウイーク中の大きなイベントの一つとなっています。
車で有田陶器市に出かけるならやはり気になるのが交通規制や駐車場ですよね。
交通規制や駐車場、とくに無料の駐車場やおすすめの駐車場についてまとめました。
有田陶器市の交通規制と駐車場マップ
有田陶器市が開催されるのは
佐賀県西松浦郡有田町です。
かつて、弘法大師開山の黒髪山にやってくるお遍路さんの通り道だった有田の窯元や商家の人たちがお遍路さんの為に有田焼の陶器の半端物や等外品をザルや箱に入れ、破格の値段で売っていました。
それが現在の陶器市の始まりとなったのです。
その後、蔵ざらえや大売出しという形から今の陶器市へと姿を変えました。
有田には窯元があることから、高級品となってしまった有田焼の陶器が格安で購入できることから有田焼を求めて各地から大勢の人が集まってくるのです。
陶器を購入することを前提に多くの人が集まってくるので、観光気分というよりはお買い物メインです。
そうなると荷物が増えるので、帰りのことを考えてくるまで訪れる人が多いのは言うまでもありません。
観光で行ったとしても、その数の多さや安さに、お土産もかねて結果的には大量の荷物が…となってしまうこともあり得ます。
そのことも踏まえて、車で出かけるならば、あらかじめ駐車場をチェックしておいた方がよいでしょう。
さらに、普段は静かな有田の町も、陶器市が再際されるメインストリートは歩行者専用道路となるため交通規制がかかります。
交通規制とがかかるのは上有田泉山ロータリーより有田駅前までの間。
時間は朝9時半から夕方4時半まで。
有田陶器市が開催される4/29~5/5がこの交通規制がかけられる期間になります。
(4/29は朝9時から)
歩行者専用道路になる区間と近隣の駐車場や駅の場所、トイレなどを表示してあるマップはこちらです。
駐車場は17か所、①~⑰でマップに表示されています。
有田陶器市の駐車場で無料のところは?
上記のマップから行くと無料で止めることができる駐車場は2か所
⑮有田卸団地駐車場
⑯中樽団地駐車場
となります。
有田卸団地駐車場は有田駅側、中樽団地駐車場は上有田駅側と真反対にあります。
有田卸団地駐車場は800台、中樽団地駐車場は100台と台数にもかなりの差があります。
また、有田卸団地駐車場には、メイン会場までの無料の送迎バスやタクシーの発着場が設置されているので、たくさん買い物をしたり、歩いて疲れてしまった場合も駐車場までは無料で戻ることができます。
中樽団地駐車場だと、無料のバスやタクシー乗り場が近くにはないので、疲れてしまっても歩いて戻らなければなりません。
帰りのことを考えて、同じ無料でも車を駐車する場所は考えた方がよいかもしれません。
有田陶器市の駐車場でおすすめは?
上記の2か所以外の駐車場は有料となり、どこに止めても1日駐車料金500円。
これは1時間止めても1日中止めていても同じ料金です。
短時間止めるよりも長時間止めて陶器市を楽しみたい方には良心的な駐車料金となっていますね。
また、中樽団地駐車場意外は駐車場にトイレが設置してあるので、お買い物途中や帰りにトイレを我慢しなくてもよいところがありがたいですね。
無料の駐車場と違って有料の駐車場だと、メインの会場から近いところにありますので、買い物をしていて荷物が多くなった場合や、疲れてしまった場合はちょっと休憩に車に戻れるところがよいのではないでしょうか。
特に家族連れで行く場合は、子供が歩き疲れてしまった場合などに車で休憩できるのは助かります。
有田駅から上有田駅までは歩いて1時間はかかります。
その間に買い物をしてしまうと陶器の重さで疲れてしまいますので、そのあたりを考慮すると、遠い場所の無料よりも、有料でも会場から近い場所のほうが駐車場としてはおすすめです。
駐車場をあらかじめ予約できるタイムズパーク、おすすめです。
→駐車場の予約システムでお勧めのB-Timesの予約方法と支払はいつなの?
まとめ
大型連休のゴールデンウイークに開催されることでたくさんの人でごった返す有田陶器市。
人混みだとわかっていても、格安で有田焼が購入できるので、毎年出かける人たちであふれかえっています。
初めてだからとしり込みせずに、思い切って出かけてみませんか?
あなただけの掘り出し物を見つけることができるかもしれませんよ。