いつも通りにしていてもなぜか悪い事ばかりが起きてしまうという経験ありますよね。
厄年とか、厄除けとか普段はあまり気にしていなくても、もしかして?と思ってしまいますよね。
昔から日本では厄除けに7色のもの持つとよい、といわれています。
厄除けに七色ってどういう意味があるのでしょうか?また七色といっても何色なのか?七色の小物は何を持つのがおすすめなのか?などをまとめました。
厄除けに七色の意味は?
厄除けに七色のものを持つとよい、といわれていますが、どういう意味があるのでしょうか?
意味としてはいくつかあるのですが、一番多く言われているものは4つあります。
1仏教の経典から指し示されている。
仏教の古い経典「仁王般若経」の中に「七難即滅 七福即生」という言葉があります。
「しちなんそくめつ しちふくそくしょう」と読みます。
この意味としては七つの難を祓い、七つの福を呼び込むということです。
七つの難というのは、
①火災などの火にまつわる災い
②水害などの水にまつわる災い
③暴風や竜巻など風にまつわる災い
④雨が降らず、日照りが続く干ばつによる災い
⑤盗難
⑥太陽の異変
⑦星の異変
というものを指します。
七つの福とは
①寿命
②人望
③清廉
④大量
⑤威光
⑥有福
⑦愛敬
を指します。
読経することにより、上記の七つの難がすぐに去っていき、七つの福を呼び込むことができる、という事を説いています。
この七つの災いを祓い、七つの福を飛び込むために七色のものを身に着けるとよいと考えられています。
2七福神に由来する
日本古来の神様七福神は「七難即滅 七福即生」が由来と考えられていて、上記の七福をそれぞれ神様に見立て、七福神信仰が始まったと考えられています。
七福神とは恵比寿、大黒天、毘沙門天、弁財天、福禄寿、寿老人、布袋の7神様のことでこの神様を色に見立ててその色が付いたものを身に着けるとよいとされる考え方です。
3空海が海を渡る時に持ったお守り
空海は弘法大師として日本から中国へ海を渡りました。
804年のことです。
当然のことながら当時は海を船で旅するしか中国に行く手段はありません。
さらに、当時の船はの旅は全く安全ではありません。命がけといっても過言ではありませんでした。
この旅に出かける時に空海が安全を祈願して何路の小物を用意したといわれているのです。
七色の小物を持つことで無事に中国にたどり着けたということから厄をはねのける力が七色のものはあると考えられているのです。
4 「七」には厄がない
言葉の語呂合わせになりますが、厄を当て字で八九(やく)とよんでいたことにより、七には「やく」がないという考えです。
日本人的な言葉遊びの発想です。
どの説が本当の意味なのかは今となっては不明ですが、昔から厄除けには七色のものと持つとよい、とされています。
厄除けの七色って何色?
では厄除けの為の7色とは何色なのでしょうか?
七色と聞いて頭に思い浮かぶのは虹の七色ではないでしょうか?
確かに、虹は雨上がりの光の反射で自然にできるものなので、自然信仰の日本では考えられる色です。
その場合、赤・橙・黄・緑・青・藍・紫となります。
もう一つ節があって、チャクラの色です。
これは人間の体の中の「気」の色です
「気」は七つのチャクラにわかれることから色で表現されます
第1のチャクラは『赤』
第2のチャクラは『オレンジ』
第3のチャクラは『黄色』
第4のチャクラは『緑』
第5のチャクラは『青(水色)』
第6のチャクラは『紺(青)』
第7のチャクラは『紫』
どちらの説にしても、同じ色ですね。
厄除けに持つべき七色のおすすめの小物はこれ!
厄除けの為に持つべき小物はブレスレットやキーホルダーなど何でもよいとされてはいますが、できるだけ、いつも身に着けているものが望ましいとされています。
常に身に着けていて、忘れないもの、というと、おすすめはズバリ、「財布」です。
財布は開運にもつながるので、七色に由来した財布を持つのが一番です。
おすすめなのは、こちらの財布
特に厄年にあたるなら、厄除けに七色に由来した財布を持つことによって厄除け、運気アップにつながります。
思いもよらぬ災難から身を守るために、七色の財布を身に着けるとよいでしょう。