二十四節気

大寒に卵を食べると金運アップする!食べ方はどうしたらいい?

投稿日:2017年12月9日        


大寒とは二十四節気の中のひとつ。立春をはじめとすると24番目の期間のことを指し、冬の寒さが最も厳しい時期とされています。
一般的には正月の松の内も終わり、日常生活に戻り始め、風邪をひく人が多い時期になってきます。冬の寒さが最も厳しい大寒の日に生まれた卵を「大寒卵」と呼び、食べると金運アップになるというのです。
年明け早々のこの景気のいい話、なぜ金アップになるのか?どうやって食べるのか?を掘り下げてまとめてみました。

 

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大寒の意味は何?卵を食べて金運アップ!

大寒は1月5日の小寒から節分までの間の寒の内と呼ばれる冬の中でも最も寒さが厳しいとされる時期の真ん中、だいたい1月20日前後のことです。
この寒の内に鶏が産む卵を「寒卵」といい、寒卵を食べると一年を通して健康に過ごすことができるといわれています。
なぜなら、寒い時期は、鶏は卵を産まなくなります。寒さで親鳥の体力も弱ってきますし、寒い中、ひなが育たないからです。
しかし、その寒さの中でも生まれる卵は、滋養があり、栄養素も詰まっていると考えられています。
そのため、寒卵を食べると病気をしない、と言われているのです。
その寒の内の中でも、特に大寒の日は寒さが最も厳しいため、大寒の日に生まれた卵は「大寒卵」として重宝されてきました。
大寒の日に生まれた卵は特に貴重なことから、子供が食べれば一年中病気をしなくなり、大人が食べると金運がアップする、といわれ、縁起物として重宝されています。
新年も始まり、気持ちも新しくなっているこの時期に、大寒卵を食べて、一年の金運をアップしてしまいましょう!

 

大寒卵はどこで買う?食べ方はどうしたらいい?

大寒卵を食べるときに気を付けなければならないのは、「大寒の日に採れた卵」ではなく「大寒の日に生まれた卵」を食べることが大事です。
「大寒の日に生まれた卵」を食べるのであれば、特に食べ方には決まりはありません。
新鮮なうちに「卵かけご飯」として食べるのが最もシンプルで栄養価を直に感じながら食べることができますね。
卵焼きにしてもよいし、雑炊や鍋焼きうどんに落として食べても、体が温まっていいですよね。
ケーキやお菓子に混ぜ込んだりするのもいいかもしれませんが、数も少ない貴重な大寒卵ですから、お菓子に入れてしまうのはもったいないような気がします。
では、この大寒卵、どこで入手できるのか?
お住まいの近所に養鶏場があれば、そこで分けてもらうのが一番ですが、なかなか近所に養鶏場がある環境というのも少ないので(^^;)
もちろん、大寒卵という名前でなくてもスーパーで産卵日が大寒の日になっている卵を購入することもできるでしょう。
スーパーで購入するときは、日付が「採取日」ではなく「産卵日」が大寒の日になっていることを必ず確認してくださいね。

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産卵日を確実に大寒の日にちで入手するためには、今は通販で予約して購入することができます。
ただ、この場合は、大寒の日に産卵したものが宅配で送られてくるので、大寒の日に卵を食べることができないのが、残念ですね。
でも、大事なのは、「大寒の日に生まれた卵」を食べること、なので、産卵日を重要視しましょう。
通販では、こちらだと予約ができるようになっています。

 

 

食べ方としては、特に決まりはないので、新鮮なうちなら、卵かけご飯にしてもいいですし、卵焼きでもいいでしょう。
朝、お味噌汁に卵を落とす、というのも体が温まって、美味しそうですよね。

金運アップだけではなく、その年は病気をしない、ということも言われていますので、滋養を付ける意味も込めて、受験生も、食べるといいですよね。

大寒は甘酒の日

そして、余談になりますが、大寒の日、1月20日は「甘酒の日」でもあるんです。
甘酒は、飲む点滴と言われるくらいの栄養素と美容効果があることから芸能人の間でも普段から甘酒を飲むことが流行っていると一時期話題になっていましたよね。
甘酒は、酒粕から作られるものと米麹から作られるものと2種類あります。
どちらでもお好みで、良いと思いますが、米麹からできているもののほうが、人気があるようです。
米麹からできているもののほうが食物繊維をたっぷり含むため便秘解消に効果があり、美肌効果がさらに期待できそうです。
また、甘酒には疲労回復効果もあるので、やはり、寒いこの時期、受験生の夜食にももってこい、と言えるでしょう。

寒い季節には体の芯から温まる甘酒を飲んで、心も体も、お肌も綺麗になりましょう。

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