十日恵比須祭り

十日恵比須祭り(福岡)2018の日程や時間アクセスと駐車場情報

投稿日:2017年11月19日        


十日恵比須祭りと言えば一年の商売繁盛を願い福岡県内外からたくさんの人が訪れます。祭りの期間、アクセスや駐車場情報です。
そして、えびす銭と福引、開運御座、裏恵比須など十日恵比須祭りの特徴を紹介します!

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十日恵比須祭りは福岡の神社で商売繁盛の祭り

十日恵比須祭りとは福岡市博多区の十日恵比須神社の正月大祭のことで期間は毎年1月8日から11日と決まっています。

この期間が平日でも土日でも必ずこの期間に行われるお祭りです。

十日「恵比須」神社という名前ですが祀られているのは大黒様と恵比須様の2神様です。
全国各地えびす神社という名前の神社がありますが、一口にえびす様といっても同じ神様ではない場合があります。

西宮神社のえびす様は蛭子神をお祀りしていて、十日恵比須神社は事代主大神をお祭りしているのです。

さらに事代主大神の父神に当たる大黒様(大國主大神)を祀って出雲大社から分霊をいただいて祀っているのはこの十日恵比須神社だけなのです。

その十日恵比須祭りには商売繁盛のご利益を得るために福岡県内外からたくさんの人が参拝に訪れます。

さらに、出雲大社からのご分霊をいただいていることから、縁結びのご利益もあり、商売繁盛だけではなく良縁を求めて全国から訪れる人がさらに増える、というわけです。

十日恵比須祭りの日程と行事予定

1月8日

★初えびす★
年中祈願
午前10時~午後11時
初穂料 2000円

福引
午前10時~午後11時
初穂料 2000円

御守授与
午前10時から午後11時

1月9日

★宵えびす★

開運御座
午前10時~深夜0時
初穂料 5000円~

年中祈願
午前9時~深夜0時
初穂料 2000円

福引
午前9時~翌朝6時
初穂料 2000円

御守授与
午前9時~翌朝6時

徒歩詣り
午後3時くらい

1月10日

★正大祭★
開運御座
午前10時~深夜0時
※参加者多数の場合、早く終了することがあります。
初穂料 5000円~

福引
午前6時~ 深夜1時
初穂料 2000円

年中祈願
午前9時~深夜0時
初穂料 2000円

御守授与
午前6時~翌朝6時

1月11日

★残りえびす★
福引
午前9時~午後2時
*授与品がなくなり次第終了
初穂料 2000円

年中祈願
午前9時~午後9時
初穂料 2000円

御守授与
午前6時~午後11時

ざっとこんな日程となっています。
この中でも、宵えびすから正大祭にかけての2日間がこのお祭りの山場ともいえるでしょう。
開運御座と呼ばれる新春を祝う儀式は各界の知名士、崇敬者を招いて行われるものですが、一般の人も参加することができ、当日の申し込みも可能です。
また、福引・御守授与は夜通し受けることができます。

そして、なんといっても9日宵えびすの午後、博多の芸者さんたちが正装しての徒歩詣りは華やかで、普段なかなか芸者さんたちの姿を見ることができない一般人の私は毎年楽しみにしています。

十日恵比須神社へのアクセスや駐車場情報、交通規制は?

十日恵比須神社は福岡市博多区にあり、地下鉄駅すぐ、という交通アクセスが抜群ということも人が集まる一因でしょう
遠方から参拝に行く場合も車よりも交通機関を使っていくほうが断然便利です。
JRを使う場合は、吉塚駅から徒歩5分のところに東公園があり、東公園を抜けると十日恵比須神社につきます。
東公園の中も露店が所狭しと並んでいるので、歩いていても楽しいです。

アクセス

天神から地下鉄で行く場合

貝塚行→千代県庁口下車 6番出口
空港行→中洲川端で貝塚行に乗り換え→千代県庁口下車 6番出口

博多駅から地下鉄で行く場合

姪浜行→中洲川端で貝塚行に乗り換え→千代県庁口下車 6番出口

JRで行く場合

JR吉塚駅下車 東公園側入り口から入っていく

車の場合

住所 福岡市博多区東公園7-1
駐車場はないので、近隣のコインパーキングを利用するしかないです。
近隣にコインパーキングは結構ありますが、十日恵比須祭りの時はどこも満車状態なので、空きを見つけるのは結構大変かもしれません
遠方から行く場合でどうしても車で・・・という場合は、少し離れたところに止めて地下鉄で行くことをおすすめします。

十日恵比須祭りの場合、パレードなどがあるわけではないので、特に交通規制はないようです。

コインパーキングは予約できる駐車場もあるので、あらかじめ予約していくとよいでしょう

十日恵比須祭りのえびす銭や福引などおすすめは?

十日恵比須祭りは商売繁盛のご利益を求めて参拝する人がほとんどなので、商売繁盛にちなんだ開運のものがあります。

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えびす銭

昔、神社から商売のための種銭(今でいう開業資金)を貸し出していたことがあり、その種銭で儲けた金を翌年返しに行くという風習がありました。
その時の風習から、古銭を授与しています。
これはあくまでも十日恵比須神社から「借りる」ものなので、翌年には「返す」必要があります。
初年度は1枚200円で貸出し、翌年返しに行くとその年の物を100円で借りることができます。
このえびす銭を財布に入れておくとお金が財布に入ってくるとか・・・

このえびす銭は正月に借りてよく正月に返す、という風習ですが、お守り授与所にて年中いつでもお借りすることができます。

福引

一年の運試しで引く福くじ、という物です。
授与所で笹についた福引券を初穂料2000円で授与してもらい、福引所で箱の中に手を入れて棒を引くと、はずれなしの授与品をいただくことができます。
その中でも「大当たり」があり、大きな熊手や宝船、しゃもじ、そろばん、干支の置物などが授与されることがあります。
一年の運を占うといったところでしょうか。

開運御座

1月9日、10日のみ行われる儀式で、開運殿で行われます。

1、受付に御申込の上、白丁(はくちょう)を着用します。
2、拝殿にてお祓いを受け、神恩に感謝の念を捧げます。
3、1年中の開運、商売繁昌、家内安全、無病息災の御加護を仰ぐ御祈願が執り行われます。
4、開運殿大広間の神前、お座席に着き、係り世話人の新年の挨拶に始まり白木の折敷(おしき)にお茶菓子、お抹茶を差上げます。
5、直会膳(なおらひぜん)で縁起を祝う蛤吸物に一口ナス、折敷には御神饌、昆布するめ、えびす飴等が授与される神人同食の神事を行います。
6、神社古来からの名物である縁起物の福引が声高々に行われ、お座敷は一同和やかな雰囲気につつまれて、にこにことえびす顔。
7、最後に御参席の皆様方の御幸運と御一家の繁栄を祈り威勢良くえびす手一本の打入れが行われ、福笹を手にして御座が滞りなく終了です。
(引用元:十日恵比須神社公式HPより)

そして、一年のうちで一般客も博多の芸者さんをタダで見られるのがこのお祭りの醍醐味でもあります
1月9日の午後3時くらいの徒歩詣り

まとめ

普段は参拝客もほとんどいなくてすごく静かな神社なんですけど、この祭りの期間だけはたくさんの人であふれかえっていますね。

やはり、この期間にだけしかない福引や開運御座、博多見番と呼ばれる博多の芸者さんたちが正装しての徒歩詣りなど、祭りの時にしか見られないものがあるからでしょう。

 

今年の商売繁盛を願うならこちらもおすすめ

 

十日恵比須祭りに行かれる際は、ぜひ、この時にしか体験できないことを体験されることをおすすめします。

では、一年、商売繁盛しますように!

 

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