福岡の家の軒先に飾られている申のお面。
庚申の日だけしか販売されていない、魔よけのお守り。一年を通して60日に一度だけの庚申の日のみの販売です。
その中でも特ににぎわうのが初庚申の日。猿のお面だけでなく、この日だけしか売られてい物もあってこの日を目指してたくさんの人が訪れます。
初庚申の日に行ってきました。
地下鉄を降りてまさかの事態が!
前から、初庚申の日を調べていく気満々で計画をしていましたが、なんと、この日、どうしても外せない用事が2件入ってしまい、用事と用事の間で並んで間に合うのか?という結構危ない橋を渡ることになってしまいました。
この初庚申祭りの日は、猿面の販売が早朝5時から。
私が行けるのは一つ目の用事が終わって9時から次の予定の12時までの3時間のみ。
まあ、並ぶ…といっても、3時間もあれば・・・と思っておりました。
しかも、この日2018年1月28日は雨模様。
パラパラと降ってはやみ、また降り出す・・・というちょっといただけないお天気だったので、まあ、そんなに人出もないでしょう・・・とタカをくくっていきました。
地下鉄藤崎駅に着いたのがちょうど朝9時。
地下鉄はほとんど人も乗っていなくてどちらかといえばガラガラ状態。
そんなに多くないってことなのかなと思ってホームに降りると、福笹を持っている人が、ポツリ、ポツリ・・・
やはりそんなに多くはないのかな、と思っておりました。
藤崎駅ではこんな張り紙が・・・
なかなか親切
階段を上がって地上に出ると・・・
ん?なんだか混雑している感じがします。
警備の人が、参拝の方が、「あっちの角から曲がったところが最後尾になっています」と誘導してくれる。
どう見ても列の並びとは違う方向。
それでも、「あっちです」と言われるから、指された方向へ行ってみます。
いや、猿田彦神社の境内の入り口通り越して、列、無くなってますが???
境内の入り口の警備員さんに再度確認
「最後尾はどこですか?」
最初の警備員さんと同じ答え
「あの角を曲がったところです」
「え?列、ないですよね?」
「ぐるーっと回ってるんですよね」
と、境内の後ろを指す
街中にある神社なので、どうやら裏手の方に行列が回っているらしい。
そうなのか、それなら、言われるようにその角を曲がってみようといってみました。
いや、びっくりです。
住宅街の中にうねうねと長蛇の列が!!!
簡単に図に書きますが、こんな感じ
甘く見てました。ほんとに・・・
諦めようかとよっぽど思いましたが、せっかく来たので並んでみることに・・・
しかし、空き時間3時間で境内まで行きつけるのか???
猿田彦神社で2時間40分並びました
最後尾に並んでみたものの、不安な気持ちはぬぐえず・・・
並んだのが9時7分
後から後から人が来て、あっという間に私の後ろにも長蛇の列
意外に進むので、これなら間に合うかも・・・と思っていましたが、さすがに1月28日
しかも雨降り・・・
だんだん、寒さが身に染みてきます。
腰は痛くなるし、つま先も冷たくなってきます。
持ってきていた使い捨てカイロを2つ開けて使いましたよ。
使い捨てカイロ、必須です!
さらに、靴下は2枚履き、パッチお勧め。
住宅街の中に並ぶので、並ぶ前にはトイレにも行った置いた方がよさそうです。
列は進むが時間も迫る。
あともう少しで境内なんだけどな~というところで時間も残り30分。
ここまで並んで参拝できない、なんてことになったら、どうしよう・・・と思っていましたが、
境内の中に入ると、お参りの列が5列になるので、早かったですね。
参拝の前に、手や口を清めますが、列から離れて行っても、ちゃんと元のところに戻れました。
みなさん、お行儀がいい。
そして、参拝後に、猿の面を購入。
説明の紙もいただきました。
もう一つ、この初庚申祭と第2庚申祭の時しか授与していただけないという福笹もゲット
脇に祀られているおさるさん2体にもお参りしてきました。
そして、初庚申祭でしか売っていないという「さるあめ」も無事に入手!
ここまでで、最後尾に並んでから2時間50分。
ぎりぎり、次の予定にも間に合うように地下鉄に乗れました!
まとめ
こんなにたくさんの人出でにぎわっている猿田彦神社の庚申祭。
今年はまだ残り数回ありますよ。
是非、猿の面を手に入れて、厄除けに飾りましょう。
⇒猿田彦神社(福岡)の猿のお面の意味といつ買える?一年に一度の飴って?