インフルエンザの予防は毎年様々な情報が飛び交いますね。タミフルやリレンザなどの特効薬は開発されていますが、できれば最初から感染したくないものです。このインフルエンザの予防にビタミンDの接種が効果的ということがわかってきたようです。
ではビタミンDを 効率的に摂取するためにはどうしたらいいのでしょうか?
インフルエンザの予防法にはビタミンDが効果的
毎年わかっていてもインフルエンザが流行る時期になると対策を慌ててしまいますよね。
テレビで流行っているというニュースが流れたり予防接種の情報が流れたりするとまだ周りに誰も患者がいなくてもちょっと構えてしまいますよね。
基本的な予防法は、うがい・手洗い。
現在は口の中のウイルスを除去して清潔に保つということから「歯磨き」も効果的と言われています。
そのほかに部屋の湿度50%にするのも効果的です。
こうやってウイルスをできるだけ除菌して寄せ付けないことが大事なことですが、家の中だけで過ごすわけにもいきませんから、通勤・通学途中や会社や学校、出かけた先のイベントなど、人が多く集まるところではどこかでウイルスに触れてしまう機会があるものです。
そういう時に、抵抗力がついていれば、感染してインフルエンザを発症することはないので、除菌+抵抗力をつけるということが大事になってくるというわけです。
そこで、インフルエンザにならないために抵抗力をつけるという意味で大事になってくる栄養素が「ビタミンD」ということがわかってきました。
風邪の予防にはビタミンCと思っていましたが、インフルエンザに関してはビタミンDが効果的なのです。
ロンドン大学クイーン・メアリーの研究チームの研究結果に基づくものです。
この研究はビタミンDサプリメントを服用した研究結果となっています。
ビタミンDのサプリメントを飲むことにより、インフルエンザの予防接種をするよりも効果が見込めたという研究結果なのです。
それならば、ビタミンDをとる方がいいよねーーーと思いますよね?
ではこのビタミンD、どうやって摂ったらいいのでしょうか?
インフルエンザの予防にビタミンDを接種するには?
インフルエンザの予防の為にビタミンDを摂るならやはり手っ取り早くサプリ?
と思いがちですよね。
もちろん、ロンドン大学の研究ではサプリメントを用いての研究だったのですが、それを実用的に使うにはサプリメントで摂取することもよいのですが、実はもっと簡単に取り入れる方法があります。
実はビタミンDはビタミンの中でも、人間が体の中で作り出すことができる唯一のビタミンなのです。
ビタミンDを自分の体の中で作る方法というのは、なんと、日光浴!
太陽の光に当たることで体の中でビタミンDを作り出す事ができるのです。
ではどのくらいの時間日光浴をしたらいいのかというと・・・
住んでいる地域によって日照時間や太陽の光の強さなどが変わってくるので多少の差はありますが、大体15分から1時間です。
目安としては沖縄だと15分、関東だと30分、北海道で1時間です。
しかし、冬の寒い中沖縄の15分はまだ大丈夫でも、関東30分、北海道に至っては1時間も外にいるのは難しいですよね。
この日光浴、部屋の中のガラス窓を通して、というのでも効果はあるそうですので、日当たりのいいお部屋があれば、試してみるのもいいかもしれません。
ここで、もう一つ問題なのは・・・紫外線。
今は、紫外線にはあまりあたらない方がよい、とされていて、実際、女性は紫外線を避けるために一年中を通して日焼け止めなどで紫外線対策をしている人も多いですし、家のガラス窓もUV加工のものを使っているという方も少なくはないでしょう。
では、やっぱりサプリメントに頼るしかないのか?というとそうでもありません。
このビタミンDは摂りすぎもよくないようなので、通常の健康な人であればサプリメントではなくても、食事で取ることで十分な量が摂取できるというのです。
インフルエンザの予防にビタミンDを食べ物で取り入れる
では、どういう食べ物にビタミンDが含まれているのでしょうか?
ビタミンDが多く含まれる食べ物というのは、まずは魚介類です。
さらにお勧めな食べ物は、「マイタケ」などのキノコ類。
特にキノコの中でもマイタケに含まれるα‐グルカンという成分が免疫機能を活性化する働きがあるので、ウイルスなどに強くなるというわけです。
そこで、寒い冬にお勧めの食事メニュー「魚介類とマイタケの鍋」
インフルエンザ流行ってますね。
今朝「スッキリ」でインフルエンザ予防にはビタミンDたっぷりの魚介とマイタケの鍋がいいといっていたのでレシピ探しました。鮭ときのこの濃厚味噌鍋‐レシピ大百科【AJINOMOTO PARK】 https://t.co/4rodH9LQxX #AJINOMOTOPAR pic.twitter.com/Ok9UFh3Sc2
— 便利ツール教え隊 隊長 (@pcskilup) 2018年1月30日
心も体もホクホクに温まりそうですよね
ぜひ、お試しくださいね
まとめ
インフルエンザの予防の基本はうがい・手洗いに加え、お部屋の湿度を50%にすること。
うがいで効果的なのは緑茶でうがい。
緑茶を飲む、というのもなかなか効果があるそうです。
殺菌という意味においては歯磨きも予防効果があるとのこと。
ビタミンDを含む食べ物を積極的に食べることは免疫力を強くするのでさらに予防効果が期待できます。
特効薬のタミフルやリレンザを予防として飲む場合は65歳以上の高齢者、もしくは慢性呼吸器疾患の患者さんに限られているそうです。
予防として多用してしまうと、インフルエンザのウイルスの方が薬に対しての免疫力が強くなってしまい、薬が効かなくなって来る可能性があるのでお勧めできません。
ご注意を!