インフルエンザ予防 健康

赤ちゃんのインフルエンザ予防法と家族ができることは何?

投稿日:2017年9月22日        



寒い季節になってくると、毎年流行る、インフルエンザ
大人でも気を付けていても、いつのまにか移ってしまって、大変だった・・・ということありますよね。
自分ではどうすることもできない赤ちゃんインフルエンザから守るにはどうしたらよいのでしょうか?
赤ちゃんが一人だけならまだしも、上の子が保育園や幼稚園に行っていたら自分の家だけで気を付けていても、外から持って帰ってくる可能性は増えてしまいますよね。
もちろん子供だけではなく、パパもお仕事場でもらってこないとも限らない。
赤ちゃんインフルエンザから守るための予防法家族ができることを調べてみました。

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もし赤ちゃんがインフルエンザにかかったら何が怖いの?

もし、赤ちゃんインフルエンザにかかってしまったとしたら・・・。
インフルエンザの症状は風邪に似ているので、うっかり風邪と勘違いしてしまうと、あっという間に高熱が続き、最悪の場合、脳に障害が残ってしまう場合があります。
健康に生まれてきた赤ちゃんを最大限に守るのは親としては大事なことですよね。
では、最悪の場合というのはどういうことを言うのでしょうか?

合併症に注意

赤ちゃんインフルエンザに罹った場合、まれに重症化し合併症を引きおこす可能性があります。
どんな合併症があるのでしょうか?

1.インフルエンザ脳症
6歳以下の子供に多く発症する可能性がある合併症。
高熱により、脳に炎症を起こしてしまうというものです。
これは命に係わる場合もあるといいます。
けいれん、意識障害、異常行動などを起こします。

2.気管支炎・肺炎
インフルエンザウイルスが気管支や肺に侵入して引き起こしてしまうことがあります。
こちらも最悪の場合、命に係わる可能性があります。

3.急性中耳炎
ウイルスや細菌が中耳に侵入して炎症を起こしてしまう場合。
中耳炎は悪化すると難聴になってしまう可能性があります。

主に、上記3つの合併症が考えられ、もし、赤ちゃんがインフルエンザに罹ったかも?と思ったら、すぐにかかりつけの小児科を受診するようにしましょう。

赤ちゃんがインフルエンザにかからないように予防する方法は?

赤ちゃんもある程度の月齢がくれば、インフルエンザの予防接種が可能です。
一般的には生後6か月を過ぎれば、予防接種を受けることが可能だと言われています。
しかし、予防接種を受ける際には、親の判断で・・・という病院がほとんどです。
予防接種を受けたことにより万が一にでも起こる副作用などが出ないともかぎりません。
出来れば、インフルエンザにかからない抵抗力を付けてあげたり、親ができる予防法があれば、それに越したことはありませんよね。
では、予防接種を受けることができないくらいの月齢の赤ちゃんの場合、どのようにしたらよいのでしょうか?

まずは、できる限り、人ごみの中に出かけないこと。

インフルエンザはウイルス性のものですので、ウイルスをもらわない限り、かかることはありません。
そして、「よく寝かせること」です。


きちんと睡眠時間を取ることが風邪をひきにくい体力づくりにとても有効です。
ついつい、大人の夜更かしに赤ちゃんを付き合わせたり、周りが騒がしい環境で寝かしつけたりすることがないように静かにぐっすりと眠れる環境を作ってあげましょう。
そして、抵抗力のある体力をつけるためにはしっかりとした食事です。
母乳の場合は、お母さんのからもらう栄養素が要になってきますので、お母さんがしっかりと栄養のあるものを食べて、十分な栄養のある母乳が出るようにしてくださいね。
すでに離乳食が始まっている月齢でしたら、赤ちゃん用のスナック菓子やインスタントの離乳食ではなく、栄養のバランスの取れた食事を心がけ、しっかりと体力が付くように気を配ってください。
これだけでも、赤ちゃんはずいぶんと違ってくると思います。

あとは、お部屋の環境を整えること。
寒いからと言って、締め切った部屋では、部屋の中の空気が滞ってしまってよくありません。
たまには窓を開けて喚起をしましょう。
インフルエンザのウイルスは乾いた空気が大好きです。
冬は空気が乾きやすくウイルスが繁殖するのに最適になってきます。
部屋の中に洗濯物を干したり、加湿器を使うなどで部屋の中が適度な湿度を保つように、心がけましょう。

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赤ちゃんのインフルエンザ予防で家族ができることは何?

赤ちゃんに十分な睡眠と栄養を与え、お部屋の中に適度な湿度を保っていても、外からウイルスが入ってくる可能性はたくさんあります。
まず、いくら、赤ちゃんインフルエンザにならないためとはいっても、お母さんもずーっと家の中に閉じこもってはいられないですよね。

できる限り人ごみの中に行かない、という注意はできるでしょうけれど、毎日の食事の支度のお買い物や銀行に行ったり郵便局に行く、などの雑用で出かけることもあれば、赤ちゃんの検診で病院に出かけることもあるでしょう。
また、一人っ子ならまだしも、上にもお子さんがいて、保育園や幼稚園に通っているとしたら、行った先でインフルエンザのウイルスをもらって帰ってくる可能性があります。


お子さんだけではなく、パパもお仕事先とか、通勤の行き帰りでインフルエンザのウイルスをもらってこないとは言い切れません。


そこで、家族がみんな協力し合って、赤ちゃんインフルエンザから守る必要があります。
パパには、帰宅したら、まずは玄関の外でコートや上着のほこりを払い落し、家の中に入ったらすぐに手洗い、うがいをしてもらいましょう。

上のお子さんは自分で気を付けるのが難しい年齢の場合は、お母さんがこまめに手洗いうがいを一緒にしてあげたり、もし、嫌がらなければ、マスクをさせる、ということがおすすめです。
ただ、小さい子の場合は、マスクをつけるのを嫌がる場合が多いので、外出先から帰ってきたら、まずは手洗い、うがいを習慣づけるようにしましょう。

出来れば、赤ちゃん以外は予防接種を受けたほうがいいのかもしれませんが、それはご家庭の考えもあると思いますので、無理にとは言えないですね。

もし、家族の方がみなさん、予防接種を受けられた場合も、ウイルスが上着などについていたり、ウイルスが付いているところを触っている可能性があるので、予防接種をしているからと油断せずに家の中にインフルエンザのウイルスを持ち込まないように気を付ける必要があります。

小さな体で一生懸命大きくなろうとしている赤ちゃんをご家族みんなで守ってあげてくださいね。

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