マイタケがコレステロールを抑えたり、血圧、血糖値を下げたりする作用があるのは広く知られていますよね。
ダイエットにも効果的ということで、双子の芸能人がテレビ番組ですごく痩せたというのを数年前に見たことがあります。
その時は近所のスーパーからマイタケが売り切れ続出でなかなか手に入らない時期もありました。
そのマイタケにまた、素晴らしい作用があるということが分かったようです。それが血糖値スパイクの予防なのです。
血糖値スパイクをわかりやすく説明すると・・・
通常、人が食事をすると血糖値が上がり、少し経つと正常値に戻ります。
この血糖値の上昇があまりにも急上昇し、正常値との差が激しい状態を「血糖値スパイク」呼ぶのです。
グラフにすると、急激に上がって、急激に下がることからスパイクという名前が付いたようです。
この血糖値スパイクは、健康上で言えばあまり良い状態とは言えず、急激な血糖値の変化で体内の血管が傷つけられて脳梗塞や心筋梗塞などの突然死の原因になる場合があるというのです。
キノコの中でもマイタケにしかないMフラクション
キノコ類全般的に食物繊維が豊富でカロリーも少ないことから、ダイエット中の人にとっては、カロリー制限の味方ですね。
ただ、キノコの中でも、マイタケにしかないMフラクションという成分が、特に血糖値の上昇を予防するのに効果的なのだそうです。
成人病予防やダイエットにも有効成分が含まれているマイタケ、効果的に食べたいですよね。
マイタケは一日どのくらいの量が必要?
マイタケを食べるなら、一日あたり50gで大丈夫。
大体、スーパーで売っているマイタケは1パック100gが多いです。
なので、一日の量としては半パック分、というところですね。
特に料理の仕方に縛りはありませんが、マイタケからでる「汁」も全部飲むことが重要です。
なぜなら、マイタケの栄養素Mフラクションは水溶性なので、水に溶けだしてしまうからです。
朝のお味噌汁やスープに入れる場合は、汁まで残さずに食べるようにしましょう。
マイタケの選び方
マイタケは漢字で書くと「舞茸」
見つけると「舞う」ほどうれしいから、とか、「カサ」の部分がヒラヒラしていて舞っているようだから、など諸説あるようです。
買うときの選び方は、カサが肉厚で密集しており、触るとパリッと折れるくらいしっかりしているものがよいとされています。
まとめ
コレステロールや血糖値を下げる作用のあるマイタケ
適量を守って、健康的な体を保つために上手に食事に取り入れていきましょう。