2月6日が海苔の日ということ、知っていましたか?知らないという人も多いかもしれませんね。
昔から日本人の食卓に欠かせない海苔。
特におにぎりには絶対欠かせないですよね。
なぜ2月6日が海苔の日なのか、その由来と、海苔の栄養素、驚くべき健康効果についてまとめました。
2月6日海苔の日の由来は?
2月6日が海苔の日となったのは1966年からと意外に新しい歴史なんです。
全国海苔貝類漁業協同組合連合会が1966年に2月6日を「海苔の日」と決めました。
なぜ2月6日なのか?
701年(大宝元年)に日本最古の成分法典「大宝律令」が制定されました。
大宝律令で租税として定められたものの中に「海苔」が入っていたということから大宝律令が施行された702年1月1日を西暦で換算し直2月6日になることから、2月6日を海苔の日と決めたのです。
この日は全国でも海苔に関するイベントを行うところが多いようです。
海苔の栄養素と驚くべき健康効果とは?
海苔といえば、食卓でもあまり主役になることはないけれど、おにぎりや巻きずしには欠かせないものですし、佃煮として常に冷蔵庫に常備されていたり、おせんべいやあられなどに巻かれていたり、と日本人の食生活には欠かせないものとなっていますよね。
常にそばにあるので改めて、栄養素とか健康効果とかを考える機会もないかもしれませんが、海苔には驚くべき健康効果があるのです。
海苔の主な栄養としてはカルシウム、鉄、ビタミンA・B1・B2ですが、最近、話題になることの多い「葉酸」も多く含まれているのです。
葉酸とは、ビタミンB郡の一種で貧血予防や栄養補給のために妊婦さんに摂取が
奨められることの多い栄養素です。
最近では妊娠を意識した時から体作りとして摂取することをすすめられています。
葉酸を摂ると血管に有害な物質が減るので、血管が若返り、動脈硬化に基づく脳卒中や脳梗塞、脳出血を予防する効果があるのです。
つまり、妊娠するしないに限らず、血管の若返り予防として積極的にとったほうが良い栄養素なのです。
この栄養素が海苔には豊富に含まれているのです。
海苔の1日の適量と食べ方は?
それでは血管若返りのために海苔を1日どのくらい食べれば効果的なのでしょうか?
1日に1枚~2枚程度食べれば、十分に効果的だといわれています。
朝食やお弁当におにぎりを持っていくなどすると、1日で食べられない量ではないですよね。
ただ、海苔に醤油をつけるなどすると塩分の取りすぎが考えられますので、あまりたっぷりと醤油を付けたりするのは控えるようにしましょう。
日本人として、生活の中に身近な食材である海苔にこんな健康効果があるなんて本当に驚きですよね。
これからは、積極的に海苔を食べて、健康的な体を作りましょう。