フッ素加工のフライパン油いらずで焦げ付き肉という特徴がありますが加工が目玉焼きを上手に焼くことができないと思っている人多いのではないでしょうか?
目玉焼きがフライパンにくっついてしまってお皿に移すときに半熟の黄身が敗れてしまって台無しに・・・
あるコツを知れば、フッ素加工のフライパンで油いらず焦げ付き知らずのきれいな目玉焼きを作ることができるんです。
フッ素加工のフライパンで誰でも簡単に油を使わずにきれいな目玉焼きを焼くコツを紹介します。
フッ素加工のフライパンの魅力
フッ素加工というのはフッ素樹脂を使用した加工法のことで、鉄製やアルミ製のむき出しのフライパン以外はほぼこの加工法でフライパンの表面を加工してあります。
マーブルコート加工は、表面の加工に大理石の粉を、ダイアモンドコート加工は同じく表面の加工に人口ダイアモンドの粉を混ぜてコーティングしているもので、どちらの加工もフッ素加工の中に分類されます。
フッ素加工のフライパンの特徴は何といっても油をあまり使わなくても「焦げ付きにくい」ということと、洗うときに汚れがするっと落ちるということです。
値段はホームセンターやスーパーなどで売られている1000円以下という安価な物から通販などで販売されている一つ数万円するものまで豊富な種類があるのも特徴の一つです。
鉄のフライパンに比べて軽いものが多く、調理中にフライパンを振らなくてよいのであまり力のない女性でも使いこなすことができます。
油をあまり使わなくても焦げ付きにくいというのはカロリーを気にしている人には最もうれしい特徴ですよね。
でも、家庭で使っていて、焦げ付いたり、なかなか汚れが取れなかったり、結局油使うよね~と思っている人、多いと思います。
そうなった場合は、フッ素加工が剥がれてしまっているため、目的とするフッ素加工の良さを十分に生かししていないということになります。
せっかくフッ素加工のフライパンを購入したのなら、そのフッ素加工の良さを十分に生かして、油いらずのするっと焦げ付きにくさを上手に使いこなせるようになりましょう
フッ素加工フライパンの使い方のコツ
ではフッ素加工のフライパンの使い方はどうしたらいいのでしょうか?
フッ素加工の特徴として、「高温に弱い」ということがあります。
フッ素樹脂が高温に弱いため、高温で長時間の調理をしてしまうと加工が剥がれてしまい、焦げ付きやすくなってしまうのです。
あとは温度差に弱いので、調理に使った後にすぐに水で冷やしてしまうと加工がダメになってしまいます。
ですので、注意点としては
・強火で調理しない
・使った後すぐに洗わず、冷ましてから洗う
この2点を守るだけで驚くほど長くフッ素加工の良さを使うことができますし、油を使わなくても焦げ付かずすぐに汚れが取れるという特徴を生かすことができます。
また、鉄のフライパンだと調理をした後に洗い、火にかけて乾かして油を塗りこむ、というお手入れをしますが、フッ素加工のフライパンは洗った後は火にかけて乾かさないでください。
火にかけて乾かすということは空焚き状態になるということです。
高温に弱いフッ素加工のフライパンにとってこの空焚きが一番いけない事です。
絶対に空焚きをしないでくださいね。
【重要】目からうろこのフッ素加工のフライパンの使い方
これは、実際に使ってみてわかったことなのですが、調理をする際に予熱は必要ありません。
予熱をしてしまうと一時的にでも空焚き状態になり、そのあとに食材を入れると急激に温度が下がります。
この温度差もフッ素加工にとっては大敵です。
ですので、使うときは、食材をフライパンに並べてから、火をつける。
そして、さらに火加減は弱火で大丈夫です。
食材とフライパンを同時に徐々に温度を上げていくというのが、フッ素加工のフライパンの使い方の大事なコツです。
鉄のフライパンを使い慣れている人にとっては、フライパンを温めずに食材を入れるなんて信じられない!!!
・・・と思うかもしれません。
それは確かに今までの常識と全く違うので、そんなことあり得ない!と思うのも仕方がない事ですが、実際にフッ素加工のフライパンでいろいろ試してみてこの方法が一番焦げ付かずに油いらずの調理方法でした。
それは目玉焼きを焼く時も同じなんです。
フッ素加工フライパンで目玉焼きをきれいに焼くコツ
では、実際にフッ素加工のフライパンで目玉焼きを焼いた時のやり方を画像付きで説明しますね。
まずは火をつけていないフッ素加工のフライパンに卵を割り入れます
火をつけて、弱火にする
蓋をする
熱くなった時に水を入れる人もいるかと思いますが、水を入れる必要もありません
3分後
少しまだ白身が固まっていないのでもう少し加熱した方がよさそうです
さらに1分後・・・フライパンに卵を割り入れてから4分後です。
いかがでしょう?
焦げ付きなくきれいな目玉焼きになっています。
この時点で半熟状態の目玉焼きになっています。
フライパンの上をスルスル滑るのでお皿に移すのも簡単!
白身の薄くなった周りのところが乾いてパリパリになっていますが、焦げ付いてはいません。
焦げ付き知らずの目玉焼きの焼き方、いかがでしたか?
まとめ
フッ素加工のフライパンを上手に使って油いらず、こびりつき知らずで上手な目玉焼きを作ることができます。
コツは、高温にしないこと、急激に冷やさない事、この二つさえ守れば、フライパンの加工が長持ちします。