東京のパワースポット、豊川稲荷東京別院は神社ではないのでお参りするときはニ礼ニ拍手一礼ではありません。では、豊川稲荷東京別院にお参りをするときはどうしたらいいのかを紹介します。
豊川稲荷東京別院って?
豊川稲荷とは「宗教法人 豐川閣妙嚴寺(とよかわかくみょうごんじ)」と称し山号を圓福山えんぷくざんとする曹洞宗のお寺です。
「稲荷」とつくので、通常の「狐を祀っている神社」と思われがちなのですが、ここは神社ではなくお寺になります。
祀られているのは「豊川ダ枳尼眞天(とよかわだきにしんてん)」
豊川ダ枳尼眞天が、白い狐にまたがっておられることからいつしか「豐川稲荷」が通称として広まったのです。
江戸時代、大岡越前守忠相公が日常信仰されていた豊川稲荷のご分霊をお祀りしているのがこの東京別院となります。
つまり豊川稲荷の東京支社、というところです。
豊川稲荷東京別院のお参りの仕方
豊川稲荷は神社ではないので、「稲荷」と名前が付いていてもお参りの仕方が神社とは違ってきます。
正しいお参りの仕方でないとせっかくお参りをしてもご利益にちゃんとあやかれないのです。
せっかくお参りをするのなら、正しいお参りの仕方で、ご利益もいただきましょう。
では、豊川稲荷での正しいお参りの仕方はどんなものなのでしょう。
神社では「ニ礼ニ拍手一礼」が決まりですが、こちらはお寺ですので、柏手を打つということはしません。「合掌礼拝」の作法となり、静かに手を合わせる、ということになります。
豊川稲荷特有のお参りの仕方です
1.手を洗い口をすすぎ衣服を整え姿勢を正します。
2.合掌し「帰命頂礼(又は南無)豊川枳尼眞天( キミョウチョウライトヨカワダキニシンテン )」と唱えて拝礼します。
3.上記の2を3回繰り返します。
4.「尸羅婆陀尼黎吽娑婆訶(オンシラバッタニリウンソワカ)」と21回(7回でも可)唱えます。
5.願いを込めて黙想・祈念します
6.上記の2を3回繰り返して終了です。
これが正しいお参りの仕方なので、豊川稲荷に行く前にきちんと頭に入れてお参りをしに行き、ご利益にあやかれるようにしましょう。