卒業式で袴を着る時の雨対策。袴や草履を雨から守るにはどうしたらいい？

卒業式で袴を着る予定なのに、どうやら雨が降るかもしれないとの予報が！支度で予約している美容院から卒業式の会場までの移動の間、傘を差すだけでは袴も着物も濡れてしまいます。履物が草履なら足元も濡れてしまう可能性が大です。
雨の降り具合にもよりますが、もし、卒業式の日が雨だった場合を想定して準備しておくべきことをまとめました。

卒業式で袴を着るのに雨が降ると予報が！

卒業式に袴を着るのを楽しみにしているときに、ふと天気予報を見ると、雨の予報が！！！
和服は、本来、正絹といって絹でできていることが多いので、雨に弱い性質があります。
傘をさしていても、濡れてしまう可能性がありますし、歩いていて後ろのはね、なども気になるところです。
綿や紬の着物なら、多少の雨でも大丈夫ですが正絹の着物になると雨に濡れて染みになったり、縮んだりといい事がありません。
価格を下げるために化繊のポリエステルで作っている着物や袴が主流になりつつありますが、たとえポリエステルであっても、やはり雨に濡れた袴や着物で卒業式に出席したくないですよね。
雨の中草履で歩くのも、足元が濡れてしまって、卒業式の間中、気持ち悪かった、ということがないように、もし、万が一、卒業式当日に雨が降ってもよいようにあらかじめ対策をしておくことをお勧めします。
袴も着物もレンタルの場合でも、雨対策のことまでレンタル業者は心配してはくれませんので、自分で雨対策を考えておくのがよいでしょう。

袴の雨対策はどうしたらいい？

着物を着る場合の雨対策としては、傘をさすことを前提に、何の種類の着物を着る場合でも、雨ゴートというものを着物の上から着ます。
雨ゴートというのは着物の裾まですっぽりと覆ってしまう着物用の合羽の役割をするものです。

上から下までつながっているものと上下が分かれているものの二つのタイプがあります。
上から下までつながっているものは、着たり脱いだりする時が一回でできるというメリットがありますが、丈の調節がききませんの自分のサイズに合っているものを持っている必要があります。

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上下に分かれているものは、上と下とそれぞれ着たり脱いだりする必要がありますが、下のものは裾除けのように巻き付けるだけなので、長さの調節ができるので、ある程度の身長差があっても使うことができます。

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ただ、和装ようの雨ゴートはどうしても高価なものが多いので、もしも・・・の時に準備するのに抵抗がある、というのであれば、ビニール素材の安価なものがありますので、こちらをお勧めします。

これも、形は二部式の和装用の雨ゴートと同じ作りになっていますが、素材がビニールの為、かなり安価になります。

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また、このビニール素材であれば、ロングスカートを着た時に外が雨・・・といったときに下だけで使うことができるので、後々使い勝手がよさそうです。

草履の雨対策はどうしたらいい？

袴を着るときにブーツではなくて草履で卒業式に出席しようとしていた場合に雨が降った時の対策です。
草履は、足袋全部が外に出ている状態ですので、雨が降ると小雨でも濡れた地面の水をはじいたりして足元が濡れてしまいます。
そんなときの為の便利グッズがこちら「草履カバー」です。

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ビニールでできていて、草履をすっぽりと覆うようになっています。
つま先も覆っているので、雨に濡れた道を歩いても濡れずに安心です。
着脱も、鼻緒に止めるだけなので簡単にできます。
会場に着いたら、草履から外して折りたたんでしまうことができます。

会場からの帰りはまた草履に簡単につけて履いて帰ることができますので足袋が汚れることも濡れることもなく安心です。

まとめ

卒業式のお天気が万が一雨だとわかった時の為に、あらかじめ対策をしておけば当日慌てることもなく安心して会場まで向かうことができます。
ビニール製の雨ゴートなら、今後も使い道がありそうですし、何よりも安価なので、持っておくと何かと便利に使えると思います。
備えあれば憂いなし、で、もしも、の時の準備をしておきましょう