福岡の三大祭りと言われている放生会(ほうじょうや)の最終日に行ってきました。
今年の放生会は見事に台風の影響で三連休の初日と中日は雨・・・
今年は行けないかな~と思っていましたが、最終日、台風一過が過ぎてお天気良好!
最終日ということもあって、いきなり思い立って行ってきましたよ。
放生会とは
福岡の三大祭りの中のひとつ「放生会」
全国的に行われることの多い「放生会」ですが、もともとは捕獲した魚や鳥獣を野に放し、殺生を戒める宗教儀式なのです。
全国的には「ほうじょうえ」というようですが、福岡では「ほうじょうや」といっています。
福岡で行われる放生会は福岡市東区の筥崎宮。
勝負の神様として知られていて、野球のソフトバンクホークスやサッカーのアビスパなども優勝祈願に訪れます。
交通手段としては、バス、地下鉄があり、特に地下鉄は参道入口に出る出口と参道の途中に出る出口があり、参道の途中に近いところからだとすぐに神社の中に入れます。
筥崎宮につきました
いつもは最終日は早くに出店が閉まってしまうので、少し早めにお昼ご飯を出店で済ませようということでお昼過ぎに出かけたのですが、さすがに、連休最後の日ということもあって人が多かったです・・・
まずは参拝から。
参拝前には手と口を清めます。
それから、ちゃんと行列に並んで本殿に参拝
ソフトバンクホークスが優勝したこともあり、大きな垂れ幕が飾ってありました。
本殿入口のところにはこんな説明書きも
箱崎放生会、最終日の稚児行列
順番で参拝が終わったところで、お稚児行列の神事が始まっていました。
稚児行列とは、箱崎放生会の最終日に行われる神事のひとつで、境内前の参道より神事が始まります。
雅楽が演奏される中、神職の先導によりお稚児装束を着た子供たちが、子供神輿を、紅白紐で引きながら、御本殿へと向かいます。
御本殿にて子供たちの健やかな成長を祈る「育成祈願祭」を行われます。
その後、子供たちの手により、鳩、稚魚を放つ放生神事があり、稚児行列は無事に終了となります。
小さな子供たちが稚児装束を着て歩く姿はすごく可愛らしいです。
この稚児行列の装束は筥崎宮でレンタルすることができ、この衣装をレンタル予約した子供たちが稚児行列に参加することができるようです。
予約募集期間はほぼ毎年8月の初旬から月末くらいで、筥崎宮のサイトで確認することができますので、もし、自分のお子様を参加させたい、と思われたら、八月になるくらいに筥崎宮に問い合わせをされることをお勧めします。
参拝が終わると楽しみは出店!
放生会の楽しみは何といっても出店の多さです。
毎年、定番のたこ焼き、お好み焼き、トウモロコシにリンゴ飴・・・に加えて、少しずつ目新しいものが増えていて、今年は何が増えているかな~と探すのも楽しみのうちのひとつです。
おっと、忘れてはいけません、放生会の名物のひとつの新しょうが。
(私はここで買ったことはないのですが・・・)
今年は、リンゴ飴のお店にマシュマロ飴が増えていて、早速ゲット。
マシュマロをリンゴ飴の飴でコーティング。
色と味は関係ないみたい。
感想は・・・
おいしい、のですが、周りの飴が固すぎて、食べにくい(;^_^A
そして、金のから揚げ
唐揚げというよりは鶏肉のフライ。
中津のから揚げと悩んだんですよね~。
次の十日恵比寿の時は、中津のから揚げにしようかな(笑)
そうそう、フィッシュアンドチップスなんて出店もありましたね。
それから、電球ソーダは売り切れになっているお店もあるくらい人気でした。
パイたい焼き
のびるアイスのトルコアイス。
お店の人が中々アイスを渡さない、というパフォーマンスが人気の理由
チーズボールを食べて、
今年の出店巡りは、おしまい。
食べ物以外の見世物小屋なども箱崎放生会の楽しみ
食べ物以外では、見世物小屋といったテントの出し物が箱崎放生会の楽しみの一つ。
昔は200を超える小屋があったとのことですが、今は、お化け屋敷が2件(一件目は取り忘れました)
見世物小屋
迷路
とごくわずか・・・
それでも、かなりの大賑わいでしたよ。
その他射的や輪投げ、ウナギ釣り、なんていうのもありました。
ずーっと気になっていた「氷点下の世界」に入ってみました。
ペンギンの人形があったりして
9月とはいえ、日差しも強く、暑かったので、キーン!!と冷えるかな~と思ったのですが・・・(;^_^A
う、うーーーん
気になる方は、来年トライあれ(笑)
ということで、今年も無事に放生会に行けたので、夏の終わりと秋の始まりをしっかりと感じることができた一日でした。