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浴衣で夏祭りや花火大会に行くときの暑さ対策

投稿日:2018年7月22日        


 

夏祭りや花火大会、何かとお出かけすることの多い夏休み。

どうせなら、浴衣でお出かけ!と行きたいところですが、夏の暑さで、浴衣で行くのを躊躇しがちですよね。

でも暑さ対策をしっかりしていたら、浴衣でお出かけしても大丈夫です!

着付け師が教える、浴衣を着る時の暑さ対策を紹介します。

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浴衣を着る時は肌着を着ること

浴衣を着たいけど、暑いし、着崩れが心配だし・・・

浴衣を着る時の暑さ対策が知りたい、と思っている人多きと思います。

まず、浴衣を着る時の暑さ対策としては、浴衣用の肌着を着ることをお勧めします。

浴衣用の肌着としてはいくつか種類がありますが、ナイロン製ではなく、ガーゼや綿製の汗をしっかり吸い取るタイプのものを着るとよいでしょう。

ワンピースタイプで簡単に着れるものが安く売ってはいますが、ナイロン製だと肌に張り付いて汗の吸収も悪く、暑さを余計に感じてしまいます。

ガーゼの肌着や綿製の肌着で汗をしっかり吸収するタイプの肌着を着ると汗をかいてもべたつかず、すっきりと過ごせます。

 

うちわや扇子を持っていく

浴衣に限らず、夏、暑い時は日本人特有のうちわや扇子を持っていくと、顔に風を当てることができるので、暑さ対策にはかなりおすすめです。

バタバタと仰がずに、ゆったりと風を送るように仰ぐと、しっとり上品に見えますので、いつもよりもさらに女子力アップ!

うちわは、企業が宣伝のために作って会場で配っている、ということも考えられますが、和柄の自分のものを持っていく、というのも風情があっていいかもしれないですね。

使わない時は、うちわなら背中の帯のところにさしていてもかわいいですね。

扇子は、暑い時に仰ぐ専用のものを使いましょう。

家にあるからといって、踊り用の扇子や金銀の末広、白扇などを使うのは、常識がないと思われてしまいますので避けるようにしましょう。

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扇子を使わない時は、巾着の中に入れたり、帯にさしておくとよいでしょう。

扇子を帯にさす場合は帯の左側に、斜めにさすようにしてくださいね。

ハンディファンを持っている人も良く見かけますね

ハンディファンといって、手に持てる大きさの小型扇風機が今はやりのようですが、それを持っていくというのも一つのアイデアですね。

猫耳やウサギ耳が付いているものや色もカラフルなものがありますので、友達と色違いで持っていくなどすると話のネタにもなって楽しいですよね。

花火大会が始まる時間帯は日も落ちてはいますが、まだまだ気温は高く暑いので、暑さ対策の一つにハンディファンもお勧めです。

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浴衣を着る時の暑さ対策には保冷剤がおすすめ

浴衣を着て汗をかくのはやはり帯のところです。

おはしょりを作ったり帯を巻いた入りするので、特に着ているものの厚みがあり、腰ひもで結んでいるため汗がたまりやすいところです。

浴衣を着た後に、帯と浴衣の間くらいに、ハンカチに包んだ保冷材をはさむと、ひんやり冷たくて、快適に過ごせます。
ちょうど脇のところのリンパのあたりに当たるように保冷材をつけておくと、かなり涼しく過ごせます。

保冷材は、この時期、アイスやケーキを買うときに一緒にお店で入れてくれるもので十分です。

保冷剤をわざわざ買わなくても、アイスやケーキについているものを捨てずにとっておくと、こういう時に使えて便利ですよね。

でもせっかくなら、持ち物は可愛さにこだわりたい、という人はこんな保冷剤もありますよ

 

いくつもあるようなら、帯に挟むだけではなく、ハンカチに包んで汗拭き用としても持ち歩けば、汗を拭くときにハンカチが冷たくなっていて、暑さ対策にバッチリ!です。

保冷剤専用のケースもあるので、ガーゼケースを使えば、バッグや巾着の中で他のものが濡れてしまったなんてことにはならなくて安心です。

浴衣を着ていても、涼しげな顔で、過ごしたいですよね。

夏の暑さ対策に、ぜひ、活用してくださいね。

 

⇒浴衣の帯結び、かわいいアレンジの結び方

 

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