大相撲11月場所といえば、九州場所。毎年11月に福岡で開催されます。
2018年の日程は11月11日~25日で開催が決定しています。
大相撲の場所を見に行くということはめったにあることではありませんが、お相撲好きの父親と小学生の子供を連れて私たち夫婦と4人で大相撲を見に行くことになり、座席表から座席の種類、チケット料金やチケットの買い方、会場となる福岡国際センターへの行き方などを調べてみました。
大相撲11月(九州場所)座席表と座席の種類はどんなものがある?
大相撲11月(九州場所)の座席表はこんな感じです。
座席の種類は12種類もあり、それぞれ見やすさや料金が違ってきます。
座席の種類 溜(タマリ)席 まさに相撲の醍醐味を間近で見る!迫力満点な席!
まず、土俵のすぐ脇を取り囲むようにして配置されているのが「溜席」
土俵から一番近い1列目から7列目までが「溜席」となっています。
座席表の中心部分で黄色で色分けされている席です。
この席は別名「砂かぶり」とも呼ばれ、土俵を下から眺めるような位置になります。
「かぶりつき」と言われるのはこの席のことです。
取り組みによっては力士が土俵から転がり落ちてくる!なんていう場面に遭遇できたりするまさにお相撲の迫力を身近に肌で感じることができる席となっています。
通常飲食OKなお相撲観戦も、この場所だけは真剣勝負の場所に近いということもあって飲食やカメラ撮影、携帯撮影は禁止となっています。
席の種類 桝(マス)席 飲食OK!ゆっくりと観戦できる人気の席!
かぶりつきの迫力満点1列目から7列目の溜席が一番人気なんでしょ?と思いがちですが、実は、最前列から数えて8列目以降の「桝(マス)席」が最も人気な配置の席なんです。
なぜ人気かというと、この桝席は飲食OKなので、お弁当を食べたり、お酒を飲みながらお祭り気分も味わえ、ゆっくりとお相撲を観戦することができるからです。
特に一階席の桝席Aは相撲も間近に見ることができて、場の雰囲気も味わえ、ゆっくりと観戦することができるので大人気の席となっているようです。
桝席にはA席からC席までがあり、基本的に4人掛けでそれぞれ料金が異なってきます。
席の種類 二人桝席、3人桝席
お相撲を見に行くのが必ずしも4人とは限らない場合、二人用、三人用といった変則的な桝席もあります。
桝席Aには、4人、3人、2人用があり、桝席Bでは、4人、2人用、桝席Cには4人、3人用があります。
席の種類 ペアシート
桝席の中でもペアシートと言って、座布団で床に座るのが苦手な人や、足が悪くて椅子にしか座れない人のための椅子席での桝席の用意もあります。
大相撲11月(九州場所)チケットの料金と買い方はどうしたらいいの?
座席別チケットの料金
では気になるチケットの料金ですが、
かぶりつきの「溜席」が一番高くて
1人 14800円
続いて
桝席A
1人 11700円
桝席B
1人 10600円
桝席C
1人 9500円
ペアシート
1人 9500円
ここまでは先ほどの章でご説明した席の種類とチケット料金です。
ここからは特別料金のチケットをご紹介します。
まず、桝席に「らくらく桝」というチケットの種類があり、これは、
4人用の桝席をゆったり二人で使うことができるというものです。
通常の4人用の桝席は狭めになっているので、大人4人で座れば結構きついと感じる方もいるかもしれません。
この「らくらく桝」の席だと4人用の席を2人で使いことができるので、足を伸ばしてゆったりと座ることができます。
らくらく桝
1人 9500円
また、一緒に観戦するメンバーの中に15歳以下のお子様がいたり、60歳以上のシニアの方がいる場合、ファミリー・シニア席という桝席が用意されています。
この場合の料金は一人分ではなく、4人分となります。
ファミリー/シニア桝席B
4人分 24800円
ファミリー/シニア桝席C
4人分 20800円
その他の席として、一番後ろに椅子席が設けられています。
イス席A
1人 4900円
イス席B
1人 3200円
イス席C
1人 2300円
そして、急に思い立ってその日にお相撲を見よう!となった日には当日券も用意されていて、
自由席
大人 1人 2100円
子供(4~15才)1人 200円
と格安でお相撲を見ることができます。
チケットはどこで購入できるの?購入の方法は?
チケットの購入方法は大まかに3種類あります。
日本大相撲協会のチケット大相撲
購入方法はインターネット、電話予約ができます。
購入できるのは当日券以外でしたら、すべて対応。
プレイガイド
チケットぴあ
イープラス
ローソンチケット
CNプレイガイド
近くのコンビニでも購入することができます。
購入できるのは、
桝席A・B・C
らくらく桝
ペアシート
イス席A・B・C
*溜席、ファミリー/シニア席、当日券は購入できません。
福岡国際センター窓口
購入できるのはファミリー/シニア席以外すべてOKです。
チケットの購入方法、こんな方法もあります
遡ること江戸時代の話。
相撲に限らず、芝居小屋や歌舞伎などにも、お客様に代わって入場券やお弁当などの飲食の手配をする代行業の「お茶屋」制度がありました。
その制度が相撲業界にはいまだ残っていて、現在は、「案内所」と名前を変え、存在しています。
東京の両国国技館での相撲観戦には、この相撲案内所を通してチケットの手配をすると、通常の入り口ではなく「相撲案内所入口」から入場できたり、お弁当やお土産まで準備してくれます。
まさに至れり尽くせりのサービスをしてくれるのです。
両国国技館でお相撲を見る場合は今現在でも20軒の相撲案内所が存在するので、そこでチケットの手配などをして特別感を味わえますが、福岡の場合は残念ながら、この案内所の制度がないため、利用することができません。
でも、がっかりするのはまだ早い!
大相撲売店喜久屋を通してチケットの手配をすれば、お弁当・お土産付きの座席を確保することができます。
桝席Aに限るプランですが、4人桝席で4人分86,720円~と91,120円~とがあるようです。
この 大相撲売店喜久屋では、座席のチケットとは別にお弁当・お土産セットのみの購入もできるようですので、気になる方は一度お問合せされてみてはいかがでしょうか?
大相撲11月(九州場所)福岡国際センターへの行き方は?
大相撲11月(九州場所)が開催される福岡国際センターは、交通機関を使う場合は、バス、地下鉄を使うのが便利です。
特にバスは、目の前にバス停があることから、ほとんど歩くことなく会場に行け、大変便利です。
地下鉄は駅から15分くらい歩きますが、博多駅からも天神からもほぼ5分おきくらいに発車していて、所要時間も5~7分くらいと短時間で確実に行けるので、渋滞などで到着時間が狂うことなく会場につくことができます。
バスでの行き方
西鉄バス 博多駅から 福岡センタービル前Eのりば
[中央ふ頭行] 88番バス 国際会議場・サンパレス前下車
[博多ふ頭行] 99番バス 国際センター・サンパレス前下車
西鉄バス 天神から 天神ソラリアステージ前2Aのりば
[中央ふ頭行] 80番バス 国際センター・サンパレス前下車
[博多ふ頭行] 90番バス 博多ふ頭入口下車
[貝塚駅行] 25番バス 博多ふ頭入口または石城町下車
地下鉄での行き方
博多駅から西唐津・前原・姪浜行きで中洲川端駅で貝塚行きに乗り換え呉服町駅下車
天神から貝塚行で呉服町下車
車で行く場合の近隣の駐車場
福岡国際センターには駐車場はありませんが、近隣の施設の駐車場や有料のコインパーキングはまわりにありますので、そういったところを利用することをお勧めします。
30分100円~のところが多いようですが、それ以上のところも多々あるようです。
やはり、近くて安い所はすぐに満車になってしまうので、車で行かれる場合は早めにいって駐車場の確保をすることをお勧めします。
また、コインパーキングでもあらかじめ予約ができるシステムのコインパーキングがありますので、駐車場を探して同じところをぐるぐる回りたくない、とか、できるだけ会場に近い駐車場に止めたいという場合は予約システムを利用する、というのもありですね。
スマホで駐車場の位置確認もできますし、スマホで予約できます。
駐車場予約はこちら
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福岡国際センターの周りにはなにかあるの?
福岡国際センターは海の近くであり、食事をするところはそうそうありません。
少し歩いたところに「ベイサイドプレイス」といって博多ふ頭があります。
主に壱岐・対馬行きのフェリーの発着場になっていて、そこにはカフェなどもあり、温泉施設もあります。
ただ、そうそう栄えているわけではありませんので、できれば、飲食関係は持ち込み、もしくは国際センターの中で売っているお弁当などを利用することをお勧めします。
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