七五三 年間行事

七五三の女の子で3歳の場合の着物は購入?レンタル?お得なのは?

投稿日:2017年9月16日        


七五三の女の子で3歳のお祝い。初めての子供だとどうしたらよいのかわからないことが多いですよね。
着物を着せるとしても、どんな着物を着せたらいいの?着物以外に何か必要なものがある?小物は?購入したほうがいいの?それともレンタル?
購入するのとレンタルとどちらがお得なのか?そういう七五三の女の子で3歳の場合のはてな?について書いています。

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七五三の女の子のお祝いは3歳の場合、どんな着物?

七五三の女の子で3歳の場合の着物はどんなものを着せたらいいのでしょうか?
今の流行りとしては、3歳は三つ身という仕立て方の着物に、被布を着せるというのが主流です。
三つ身とはまだ体の小さな子供の時に着る着物のことです。
おおよそ2歳から4歳くらいまでを目安に着る着物で、身丈の三倍の布で身頃を作るので、こう呼ばれている着物のことです。
その着物の上に被布と呼ばれる、ベストのような形をしたものを着せます。
被布とはこんな形のものです。

被布を着たときの七五三の女の子の三歳の装いはこうなります。

この被布を着せることにより、腰のあたりが隠れてしまいますので、帯を結ぶ必要がありません。
ですので、腰上げした着物の両端に紐を縫い付けておけば、別に腰ひももいらないので、着せ付けも簡単です。
被布も5か所くらいにホックがつけてあり、着せたらホックを閉めて着付け完了です。
じっとしていることができなかったり、抱っこをせがんだり、まだオムツが取れていない子もいる世代ですので、あまり、窮屈な格好ではせっかく着付けてもすぐに着崩れしてしまったり、もしかすると何回も着せ直しをしなければならない場合もありますので、簡単に着脱のできる被布はお祝い着として最適だと思われます。

では、被布でないといけないのか?というとそれが絶対の決まり事ではなく、被布で腰のあたりを隠さずに、帯付きでの晴れ着を着せるということももちろん、可能です。
その場合は、被布は必要ありませんが、帯、帯揚げ、帯締め、しごき、筥迫、扇子という小物が必要になってきます。

帯付きで七五三の女の子の三歳の装いはこんな感じになります

帯を付けることで、下の着物を抑えるための紐が増えたり、お腹の真ん中に帯が来るので動きが制限され、動きにくくなります。
そこを我慢できるなら帯付きの着物もかわいいですよね。

七五三の女の子で3歳の着物は購入するなら何が必要?

七五三の女の子で3歳の着物を購入する場合は何が必要なのでしょうか?

まず、被布を着せる場合は、
・着物
・被布

これ以外に
・長じゅばん
・半襟
・重ね衿
・半襦袢
・腰ひも(腰上げをして紐を縫い付ける場合は必要なし)
・伊達締め
・足袋

・草履
・巾着

が必要になってきます。

被布ではなく、帯付きでお支度をする場合は
上記以外に小物が増えてきます。

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・着物
・帯(七五三の場合は作り帯を使うのが一般的です)

そして上記の
・長じゅばん
・半襟
・重ね衿
・半襦袢
・腰ひも(腰上げをして紐を縫い付ける場合は必要なし)
・伊達締め
・足袋

・草履
・巾着

以外に
・帯揚げ
・帯締め
・しごき
・帯板
・筥迫
・扇子

といった小物が必要になってきます。

どこで購入するかにもよりますが、
小物などはセットで販売されていることが多く、ひとつずつをそろえるよりもセットで購入するほうが買い忘れなどもなく、コーディネイトもしやすいでしょう。

この必要なものの中で半襦袢は汗を吸い取るためのものですので、綿の下着で代用することが多いので、どうしてもというこだわりがない場合は綿の下着でも大丈夫です。

歩くのもやっとなくらいの3歳時ですから、靴ではなく履きなれない草履をはいて歩くのはとても大変です。
昔は小さな子でも草履をはいていたので、問題はなかったかもしれませんが、現代の子供たちは靴に慣れているため、足の親指と人差し指で挟んで歩く草履は脱げやすく上手に歩くことが困難な場合があります。
そういうために、今は「かかと止め草履バンド」というものがありますので、準備しておくとよいでしょう。

購入する場合のメリットとしては、通常は3歳の場合は三つ身の着物ですが、

7歳の七五三のことも考えて、四つ身で大きめに作っておいて、腰上げ、肩上げをして着せるということができます。

大きいものを小さくして着せることができるのが着物が機能的にできている点のひとつです。

デメリットとしては、細かい小物が多いので、購入したり選んだりする点がとても面倒で費用も掛かってきます。
着た後も7歳までを考えての購入であれば、きちんとメンテナンスをして、保管もしっかりしておかなければ、のちのちシミになっていたり、虫食いだったりカビが生えてしまって結局は使えなくなっていた、ということになりかねませんので、保管場所の確保も考えておかなければならないことです。

七五三の女の子で3歳の着物をレンタルするメリットデメリット

今は、なかなか着物を着る機会がないので、七五三のためにわざわざ購入するのも・・・という考えはもっともです。
もちろん、大切なお子様のために自分のものを購入してあげたい、という気持ちもあるとは思いますが、一回のためにいろいろ揃えるのは面倒だったり、今後の保管場所やお手入れのことなどを考えるとレンタルで・・・と思われる方が多いのもうなずけます。
では、レンタルの場合のメリット、デメリットを考えてみましょう。

レンタルの場合は、どこでレンタルするかにもよりますが、さまざまなプランがあります。
写真館でのレンタルの場合は、写真とセットになっている場合が多く、写真の予約なども一緒にできますので、衣装と写真と予約を2か所でしなくていいので、かなり楽だと言えるでしょう。
また、写真を撮るときと神社にお参りに行くときと2回に分けてレンタルできる場合もあります。
その時は着付けがセットに入っているかどうかを確認してから予約するようにしましょう。

衣装屋さんでレンタルする場合は、お出かけの時だけの一日の身のレンタルプランであれば、その日に写真も撮ることを考えて、時間に余裕をもって予約しましょう。

いずれにしても、レンタルをする場合は、足袋なども用意してくれることが多いので、自分で用意するものがほとんどない、ということが最大のメリットです。
もし仮に汚してしまったり破ってしまった場合の保険なども数百円で用意されていることがほとんどなので、着た後のメンテナンスや、汚したり破ってしまった場合などを考えなくていいのもメリットですね。

では、レンタルの場合のデメリットは?
まず、最大のデメリットは前もって予約をしなければならないこと。
もちろん、購入してのお参りにしても、ある程度の日にちの目安などを決めておく必要がありますが、まだ3歳の子供です。
特に季節の変わり目でもある10月~11月にかけては、気温の変化も激しく、お子様も体調を崩しやすい季節です。
当日熱が出てしまった場合、急に日にちの変更ができるのかどうかを確認しておく必要があります。

また、レンタルですので、他のお子さんと着物が共有です。
場合によっては他のお子さんとかぶってしまう場合があります。
それでも、気にしない、くらいの気持ちでレンタルされることをお勧めします。

大事なのはお子さんの成長を祝う気持ち

七五三は、お子さんの成長を祝い、氏神様に感謝すること、今後の健やかな成長をお願いするというのが目的ですので、購入でもレンタルでも、お子さんが主役であるということを念頭に、お子さんのための儀式だということを考えてのお祝いとするのが一番です。
お子様の成長を祝う気持ちを大切に素敵な記念日になることをお祈りします。

 

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